輝度差とか効果とかなぁーんにも考えずに、HDR=ハイダイナミックレンジを常用してみました。効果が強めとされるHDR2です。三脚は使っていません。※タイトルバックの画像は関係ありません。

初めて「カスタムモード」の便利さを実感!

こういうのは分かりやすいですね。完全逆光。プラス補正では空は真っ白になるはずなので。

ただただ白いものを撮ると、少しだけソフトになる…というか、ブレてユルくなっただけ?分かりにくい画像ですいません。

OM-D E-M1 MarkⅡでのHDRのセッティングは実にカンタンでした。軍艦部左のボタンを押して呼び出し、前ダイヤルで決定するだけ。でもってHDRにセットすると、自動的にISO200/連写H/仕上がり設定=ナチュラルに固定されるようようです。
今回は比較画像ということで、プログラムAEでも撮影しています。で、最初は撮影モードダイヤルを切り替えて撮っていたのですが、これだと「連写H」ゆえに、意味もなくガッシャガシャ撮れちゃうんですよ。そこで双方をカスタムモード「CT1」と「CT2」に割り振ったところ、すんごい便利! 使ってみるモンですねー。

ま、予想通りの『腰抜け画像』でんな。

階調が出ている、というよりはクロの締まりがない、というだけの気がしないでもない。

無理くり階調を出そうとしているだけ、のような気がしないでもない。オリジナル画像はショボショボも、このWEBで見ると割とイイ感じなのは不思議だ。

確たる目的も欲もなく効果も期待せず、ただただHDRで撮ってみたところ「締まりのないネムイ画像」が量産されました。「経年で色あせたリバーサルフィルム」と言ってもいいかも。要はコントラストが弱まるということですから、まあ納得。
んでも、HDR画像の方が肉眼に近いと言われてますから、裏を返せば、そもそも「写真」という時点で演出が働いているのかも。モノクロなんてその最たるモノですから。だって、我々の目に映ってるのってカラーじゃん。

極端な仕上がりにならないのはナゼ?

撮っている時はそうではなかったけど、あとから確認するとHDRの画像はブレブレですね。これはマズイですね。

ただの白い壁。HDRにすると明るく飛ばす方向なのは…謎です。

一瞬ファインダーで確認できる4カットのうちの画像の最後(だと思う)は、明らかにブレブレだったりして心配します。でも最終的に出来上がった画像はそれなりに見られるものでした。この辺が「合成の妙」なのでしょうか。
「HDR2はより効果が強め」とのことですが、ペンタックスのHDRとかと比べると、かなり控えめの印象を受けました。もしかしたら「ドラマチックトーン」の立ち位置を考慮しているのかしらん?
あとは…「処理中」の表示が出て、少し待たされるのは「ハイレゾ」と同様です。が、ファイル容量は通常の撮影とほとんど変わらないところがステキです。