キヤノンはレンズ交換式カメラEOS シリーズの銀塩(フィルム)とデジタルの双方を合わせた累計生産数が2017 年9 月20 日に9000 万台を達成し、またEOS シリーズ用の交換レンズであるEF レンズは、10 月12 日に累計生産数1 億3000 万本を達成したと発表。

▲超望遠からフィッシュアイに至るまで豊富なラインナップを誇るEFレンズ群。累計生産数1 億3000 万本を達成した。

EOSシリーズは1987年に誕生。

キヤノンのEOS シリーズは世界初の完全電子マウント方式を採用した銀塩方式のAF 一眼レフカメラとして、交換レンズのEF レンズとともに1987 年3 月に誕生。EOS初号機は「EOS 650」だった。誕生30 周年となる2017年、新たな累計生産数の節目を達成した。

▲1987年3月に発売された「EOS 650」。EOSシリーズの初号機だ。

▲プロ写真家が愛用した「EOS-1」は1989年9月発売。「EOS-1」シリーズは同社のフラッグシップ機としてフィルムカメラでは「EOS-1V」に引き継がれ、現在のハイエンド機「EOS-1D X MarkⅡ」へと至る。

▲「EOS Kiss Digital」は2003年9月に発売され、デジタル一眼レフカメラとして小型・軽量と低価格を実現して、デジタル一眼レフカメラの裾野をぐっと広げたモデル。

9000 万台目カメラ「EOS 5D Mark Ⅳ」、1 億3000 万本目のレンズは
「EF16-35mm F2.8L Ⅲ USM」。

キヤノンによると、記念すべき9000 万台目に生産したカメラは「EOS 5D Mark Ⅳ」で、1 億3000 万本目に生産したレンズは「EF16-35mm F2.8L Ⅲ USM」だった。

▲EOSシリーズの9000万台目は「EOS 5D MarkⅣ」。

▲記念すべき1 億3000 万本目に生産したレンズは「EF16-35mm F2.8L Ⅲ USM」だった。