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出演する写真家は3名!
登場する写真家は渋谷敦志、田淵三菜、吉田亮人の3氏。番組の内容はその3人が写真を撮る理由とは何か? そして 写真を通して伝えたいことは何なのか? その撮影プロセスに密着している。どんな撮影現場でどのような撮影をしているのか、非常に興味深いところだ。興味のある方はチェックしてみてください。忙しい方はぜひ録画予約を!
渋谷敦志さん
▲写真家としての原点となった地、ブラジルで撮影中の渋谷さん。
www.bs-asahi.co.jp大阪府出身の報道写真家。国内外の紛争・災害現場に赴いて、人と人とが繋がる可能性に目を向ける。高校時代、一ノ瀬泰造の著書に出会いカメラマンを志すも、阪神淡路大震災で写真を撮る難しさと葛藤を経験。何かを見出そうと訪れたブラジルで見た光景が写真家となる原点となる。
帰国後、大阪・西成区の釜ガ崎に通い、日雇い労働者や野宿者に関するルポを作り上げた。今回のロケでは、その思い出の地ブラジルを再訪。一線で活躍する写真家となった今、改めて原点に返って撮る意味を考える。
ウガンダの難民たちへの人道支援にも密着。危険を顧みず写真を撮り続ける理由、写真家としてあり続ける葛藤を探っている内容だ。
田淵三菜さん
▲番組では田淵さんの写真への思い、新たな表現方法への挑戦を長期取材している。
www.bs-asahi.co.jp田淵さんが写真家になるきっかけとなったのは、2012年6月 23歳の時に単身で移り住んだ北軽井沢の森。一人で森に入り、写真を撮り始めた。そのきっかけは大学3年生の3月に発生した「3.11」。
その時、田淵さんは自身の存在意義や将来の目標を見失ってしまう。そのまま大学を卒業し、心身ともに疲れた彼女は北軽井沢への移住を決断し、逃げるように森で暮らし始める。
それから7カ月後のある晴れた雪の日。光り輝く野生の森を目の当たりにし、彼女は無我夢中でシャッターを切っていた…。続きは番組での展開をお楽しみに。
吉田亮人さん
▲吉田さんの写真は何気ない日常の風景から、現代社会の様々な問題を提起している。
www.bs-asahi.co.jp「写真家」であることの意味を、自ら問い続ける男…が吉田さん。大学を卒業後、タイでの日本語教師を経験後帰国。その後は小学校教員として6年間勤務したが退職。2010年より写真家として、タイ、ミャンマー、チベット、日本を撮影して国内主要雑誌・新聞などで作品を発表。
そんな彼の写真家人生に大きな影響を及ぼしたのが、従兄弟が祖母の世話をする日常を撮りため制作した写真によるドキュメンタリー。継続して撮影したが、評価と避難を同時に浴びる出来事が…。
今回の放送では、彼が父から学んだ「汗をかいて働く人の偉大さ」を胸に、鹿児島の漁業、長野の林業など、第一次産業従事者への撮影に密着取材する。