鉄道写真家の広田 泉氏が「鉄道写真をタテの作品にする」という意欲的な写真展を開催中。タテ位置の作品は、氏が長年にわたり構想を練っていたそうだが、なかなか実現のメドが立たなかったところ、フレスコペーパーに出会ったことから、一気に作品化が進んだとのこと。

「月とテツ」!? かっこいい!

いまだかつてない鉄道写真!

ヨコ長の列車をタテに、というと無理があるような気もするが、広田 泉氏の作品を見ると、タテ位置だからこそ成立する作品が数多く展示されている。紙の質感による表現はもちろん、額縁まで含めたクオリティは、まるで悠久の画を閉じ込めた掛け軸のようでもあり、どこか懐かしいながらも新鮮な驚きを覚える。ぜひ足を運んでほしい。

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広田 泉(ひろた いずみ)

1969年東京生まれ。鉄道旅の楽しさ、また車両が持つ美しさを伝えようと国内外で撮影を重ね発表している。近年は自ら企画、プロデュース、運営しながら数多くのイベントを開催。2017年は正月より百貨店を皮切りに各地で写真展の開催が予定されている。

●<オリンパスギャラリー東京> 期間:2017年8月4日(金)~8月9日(水) 午前11~19時(最終日 15時まで)木曜休館 入場無料
●<オリンパスギャラリー大阪> 期間:2017年10月6日(金)~10月19日(木) 午前10~18時(最終日 15時まで)日曜・祝日休館 入場無料

なお写真展の詳細は下記を参照ください。
https://fotopus.com/event_campaign/showroomgallery/detail/c/571