銀一株式会社 海外商品部は、米OP/TECH(オプテック)社の新製品を2点、2月26日に発売する。どちらも「カッコよさ」と「残念ポイント」がクロスするアンクルサムな逸品だと思う。

寅壱のようで銀一なの=Grasp-It 2970円(税込)

画像1: 寅壱のようで銀一なの=Grasp-It 2970円(税込)

カメラを腰元に固定するアイテム=グラスプイット。ストラップのついたカメラを首から下げて移動すると、時として思わぬ事故に遭遇することもあるとかないとか…。そう、「歩きタバコ」なる愚行がキッズにとって脅威であるように、「ブンブンカメラ」だって凶器となりうるのだ。カメラを押さえると片手しか使えないしぃ。

画像2: 寅壱のようで銀一なの=Grasp-It 2970円(税込)

使い方は超カンタン。ベルトに取り付けて、カメラのレンズ部分を差し込むだけ。材質はネオプレンなので、カメラボディやレンズを傷つけることもないという。が、腰元までストラップを延ばす→通常よりかなり長くする必要あり→新たな問題が生じないか?という疑問もあります。しかしそれ以上に、グラスプイットの「待機状態における姿」が、どうしても公衆トイレの「ただ今清掃中」をイメージしてしまうのですが。

「植物が、語りかけてくるんだよね」=Gimme Grip Strap 3300円

画像1: 「植物が、語りかけてくるんだよね」=Gimme Grip Strap 3300円

ああ、もう!ハンドストラップです。これは「街角スナップシューター」なら誰でも一度は経験している『曽根陽一先生スタイル』=片手にストラップグルグル巻きの進化版ですね。曽根さんとは何度も取材でご一緒しました。モデルが居るときはモデルのカットだけ撮って先に帰す→「ホルモン道場」にて昼食&濃ゆい打ち合わせ→すべてがどうでもよくなる→「じゃあ、なんか撮っておくから」で午後3時前に解散、というのがパターンでした。

画像2: 「植物が、語りかけてくるんだよね」=Gimme Grip Strap 3300円

基本、ノーマルストラップからの付け替えです。別売のアタッチメントを使えば、カメラボディ底部の三脚座にも取り付け可能です。手首へのフィット感は「ダル」も「密」も選べます。でも、今どきこのスタイルで街中を歩くのはちょっと勇気が要るでしょうね。「いつ何時でもオレは撮りますよー」て主張しているようなモンですから。特にJR川崎駅のエスカレーターとかは気を付けたいですね。

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