キヤノンから新コンセプトのコンパクトデジカメ「iNSPiC REC」が発表された。カラビナのようなデザインで、キーホルダー感覚で気軽に持ち運べて楽しめるのがコンセプト。背面液晶はない。カラフルな4色のカラーバリエーション。12月下旬発売予定。オープン価格。参考価格は1万3800円(税別・キヤノンオンラインショップ販売予定価格)。

このカメラの特徴

単焦点の広角レンズ(フルサイズ換算25.4mm)を採用し、90gと軽量、防塵防滴・耐衝撃というヘビーデューティーさ、背面液晶なし、というのがこのカメラの大まかな特徴だが、その本当の性格を物語っているのは商品名かもしれない。「iNSPiC」という名称は、キヤノンがスマートフォンとの連携を意識した製品に名付けられている。これまでに、富士フイルムの「チェキ」を意識したかのようなインスタントカメラプリンター「iNSPiC ZV-123」が出ている。

いわゆる「アクションカム」のように先鋭的なイメージではないこの製品は、『大型化したスマートフォンは母艦のように使い、ラフな普段使いの状況ではこのカメラをカバンにぶら下げて歩く』そんなカジュアルな使い方を提案しているようだ。

・カラビナデザイン採用で、どこにでも持ち運べる新コンセプトカメラ
・約1300万画素1/3型CMOSセンサー
・厚さ約1.9cm・重さ約90gの小型・軽量サイズ
・水深2m/30分の防水性能と防塵性能(IP68等級)、2mの耐衝撃性能
・Wi-Fi/Bluetooth対応

画像1: このカメラの特徴
画像2: このカメラの特徴
画像3: このカメラの特徴
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■関連製品・インスタントカメラプリンター iNSPiC ZV-123

使い方

発表された操作方法から、このカメラの活用の仕方が見えてくるかも。

◎撮影モード

写真モード:アプリよりアスペクト比「4:3」「1:1」の設定が可能。シャッターボタンを押し続けると連写できます。

ビデオモード:1回の撮影につき最長で10分間撮影が可能。

マルチモード:シャッターボタンを押す長さによって、写真とビデオのどちらも撮影可能。
・写真:シャッターボタンを一度押す
・ビデオ:シャッターボタンを4秒以上押し続ける。シャッターボタンから指を離すと撮影終了。
最長10分間撮影可能。※マルチモードで連写は不可

ワイヤレスモード:アプリを使用してスマートフォンと本体のペアリングが可能。カメラ内の画像の確認・保存、ライブビュー画面を見ながらリモート操作で撮影が可能。(Wi-Fi接続時)

◎データ確認方法

アプリを使用してWi-Fi接続を行うことでスマートフォンに画像・動画の保存ができます。

仕様

有効画素数:約1300万画素
焦点距離(固定):25.4mm(35mmフィルム換算値)
撮影可能距離:50cm~無限遠
ISO感度:オート(ISO100-3200)
ホワイトバランス:オート
露出補正:オート
手ブレ補正機能:あり(動画時のみ/電子式)
外形寸法:幅110.5mm×高さ45.2mm×奥行き18.5mm
重量:約90g(フェイスジャケットを含む)
防水・防じん性能:IP68等級(水深2mで30分までの撮影が可能)
耐衝撃性能(落下): 2m
記録媒体:microSD, microSDHC, microSDXC(CLASS10以上、最大256GB)
インターフェース:micro USB(USB2.0) / Bluetooth4.2 / Wi-Fi IEEE802.11b/g/n
使用可能温度:-10℃~40℃
動画撮影可能時間:約60分(フルHD/60p撮影時)
静止画撮影可能枚数:約1000枚(CIPAガイドライン準拠)
充電時間:約180分
記録形式:静止画JPEG(Exif2.31準拠)、動画MP4
アスペクト比:4:3、1:1 ※初期設定は4:3
専用アプリ:Canon Mini Cam

◎アプリ機能
Bluetooth: カメラ設定変更(記録画質/アスペクト比/オートパワーオフ時間)、本体情報の確認
Wi-Fi: カメラ内画像/動画確認、アルバム閲覧(保存済み一覧)、リモート撮影、位置情報の付与

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