惚れ惚れとする絶景の数々!
この秋は｢郡上八幡｣での撮影を楽しんではいかがでしょう!

2019-10-10

春日隆 @ Webカメラマン

山国　岐阜県の中ほど　奥美濃の山々に囲まれた城下町「郡上八幡」。
日本三大清流の長良川の最大の支流　吉田川をはじめ、幾筋もの清流や用水路が網目のように城下町を巡る「水の城下町」であり、夏には約2か月に渡り繰り広げられる伝統文化「郡上おどり」も名高い。
この町のシンボルが山頂に建つ郡上八幡城だ。

「天守炎上」と例えられる圧巻の城紅葉絵巻　-郡上八幡城(岐阜県)-

昭和8(1933)年に再建された天守は、木造の再建城としては日本最古であり、日本一美しい山城とも言われ多くの旅人を魅了している。
この郡上八幡城のもうひとつの顔が「もみじの名城」だ。
城内の植樹のほとんどがもみじの為、夏の青葉は勿論のこと、秋の紅葉の美しさは格別。
「数より質」に定評があり、もみじの本数こそ、有名な紅葉行楽地には及ばないが、城×紅葉　という絵になる絶景が人気の紅葉スポットとして知られている。
11月中旬　燃えるような紅葉が白亜の天守を包み込む様は「天守炎上」と例えられるほどの圧巻の光景となる。
青空をバックに楽しむ昼間の紅葉も良いが、闇夜に紅葉の赤が妖しくも鮮やかに浮かび上がる夜のライトアップもより幻想的で見応えがある。
期間中メイン日程となる11月15日(金)・16日(土)・17日(日)の三夜は「ライトアップ特別夜」として、通常の紅葉ライトアップに加え、天守前の広場に数十本の和傘の灯りが彩られ幻想的な空間を楽しめる。

ぜひ今秋は城と紅葉の美しいコラボレーションをカメラに納めては。