2019年6月18日(火)、19日(水)の二日間、横浜・みなとみらいのパシフィコ横浜で、「PHOTONEXT2019」(フォトネクスト)が開催された。どんな展示会かと「ひとこと」でいうと、「コマーシャルフォト、写真館などに向けたプロフェッショナルを対象にした展示会」だ。日程が2日間だけと短く、ウィークデー開催なのもそのため。とはいえ、一般の来場者も入場可能だ。ちなみに入場料は無料だった。来年は6月9日(火)と10日(水)の2日間、同じ会場で開催される。

この展示会について

出展社は多岐にわたる。カメラやレンズだけではなく、大型ストロボ、スタジオ機材、アルバムやフォトブックの出力機器、写真配信システム、写真額、レンタル衣装などなど、プロフェッショナル写真にかかわる様々な機器やのメーカーや商社・ベンダー、サービスにかかわる企業だ。Webカメラマンでは、一般来場者の目で選んだ特選アイテムを中心にレポートしたい。

カメラ:発売直前の富士フイルムGFX100がさわれた!

開発・発売の発表からほどなく開かれた展示会だったため、1億200万画素中判ミラーレスで話題のGFX100を来場者は実際に手にすることができた。富士フイルムのブースだけでなく「ミラーレスカメラ体感コーナー」でも触れることができた。

画像: 富士フイルムブースの展示はかなり人気があり、来場者から飛び交うさまざまな質問や説明員の回答は興味深かった。

富士フイルムブースの展示はかなり人気があり、来場者から飛び交うさまざまな質問や説明員の回答は興味深かった。

画像: 「ミラーレスカメラ体感コーナー」のGFX100。混雑時は手にするまで少し時間がかかったとのこと。二日目の午後はすぐにさわれた。

「ミラーレスカメラ体感コーナー」のGFX100。混雑時は手にするまで少し時間がかかったとのこと。二日目の午後はすぐにさわれた。

画像: 「ミラーレスカメラ体感コーナー」では様々なメーカーのカメラを手にすることができた。

「ミラーレスカメラ体感コーナー」では様々なメーカーのカメラを手にすることができた。

レンズ:KamLanやLAOWAのレンズが面白そう!

サイトロンジャパンのブースに展示のKamLan「 50mm F1.1 II」。APS-C対応のマニュアルフォーカスレンズだ。ハンパない大口径レンズだが、コンパクトさと、お手頃価格が魅力的。発売は夏頃とのこと(早ければ7月?だそうです)。さらにコンパクトだった前モデルとの違いは、さらなる収差補正で高解像になっているとのこと。価格は前モデルより少しアップするとのこと(3万円前後になるのでは?)。発売予定は夏頃に発表したいとのこと(ということは秋頃の発売かな?)。

画像: II型は確かに大型化しているが、それでも十分にコンパクト。でも前モデルの小ささも引き立つなぁ。

II型は確かに大型化しているが、それでも十分にコンパクト。でも前モデルの小ささも引き立つなぁ。

画像: 前モデルの光学系は「エルノスター」タイプ(右)。対してII型は「ダブルガウス」タイプ(左)。ゾナー対プラナーの対決のようで面白い。描写の違いが気になります。

前モデルの光学系は「エルノスター」タイプ(右)。対してII型は「ダブルガウス」タイプ(左)。ゾナー対プラナーの対決のようで面白い。描写の違いが気になります。

同じサイトロンジャパンのブースでは、LAOWAのマイクロフォーサーズ用4mmフィッシュアイレンズが! マイクロフォーサーズ用としては、おそらく唯一の全周魚眼レンズとのことで、発売は夏頃(めざせ8月)とのこと。価格的にもかなり手頃な線で発売したいとのこと(ざっくり「3万円ぐらいで」とのこと)。

画像: かぶせ式のキャップがよくできている。キャップの内側には植毛され、下側の切り欠きは、レンズ側のフォーカスレバーにハマるようにできている。

かぶせ式のキャップがよくできている。キャップの内側には植毛され、下側の切り欠きは、レンズ側のフォーカスレバーにハマるようにできている。

画像: 全周魚眼で画角がものすごく広い。そのため、カメラのグリップを握る指が写ってしまいがちなので注意!VR(バーチャルリアリティー)用に使いたい人もいたとか。

全周魚眼で画角がものすごく広い。そのため、カメラのグリップを握る指が写ってしまいがちなので注意!VR(バーチャルリアリティー)用に使いたい人もいたとか。

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