青森県八甲田山に現存する原始の自然を求め、ブナの原生林で撮影を続ける写真家・岩木 登氏。岩木氏はかつて複数の有名企業をクライアントとする第一線の広告写真家として東京を拠点に活躍していたが、出身が青森県十和田市であり、7年前に青森に移住してからは、八甲田の麓にスタジオを構え、より深く、精力的に十和田・八甲田、青森の自然の魅力を追求している。この写真展では地元・青森移住以降の作品が見られる。
画像1: 岩木 登 写真展「光は曲がって届く~南八甲田」
●開催中〜2018年10月3日 キヤノンギャラリー銀座

「今回の写真展では石灰質の岩と混ざりクリーミーグリーンに変わった川面の表情、霧でボヤけた森と湖面など、通常写真を撮らないし、観光客がなかなか目にしないような普段の南八甲田の自然を捉えています。」(岩木)

画像2: 岩木 登 写真展「光は曲がって届く~南八甲田」
●開催中〜2018年10月3日 キヤノンギャラリー銀座

大きくプリントされた作品は南八甲田の透明感に溢れる自然を再現。春、夏、秋と大勢の観光客が訪れる奥入瀬十和田だが、岩木氏の作品は森の奥に確かに存在する滝や鳥、粘菌、厳しい冬の表情といった南八甲田の知られざる魅力を伝えている。

岩木 登

青森県立三本木高等学校卒業、立教大学社会学部社会学科中退。1982年よりフリーランス。広告写真家としてリーバイス、ゴールドウィン、ブリヂストンスポーツ、東芝等の企業広告の撮影を担当する一方で1984年から「幻色の都」というシリーズの作品を発表し、同年JPS(公益社団法人 日本写真家協会)展で入選。その後、故郷の青森県八甲田山の自然をテーマとしたネイチャーフォトに取り組み、2006年に写真集『南八甲田の森をゆく』を出版。2009年版キヤノンカレンダーの撮影を担当。2009年に十和田市現代美術館で企画展「岩木登写真展 原生の鼓動+」を開催。2013年、青森県十和田市焼山地区に手作りのNature Photoギャラリー「モノオギ」を開設。

画像: 岩木 登

キヤノンギャラリー銀座

●開催中~2018年10月3日 10時30分~18時30分(写真展最終日 15時まで *日・祝日と休業日は休み)●東京都中央区銀座3-9-7

キヤノンギャラリー名古屋

2018年10月18日(木)~10月24日(水)
●ギャラリートーク:2018年10月18日(木)13時~ *無料

キヤノンギャラリー大阪

2018年11月1日(木)~11月7日(水)
●ギャラリートーク:2018年11月1日(木)13時~ *無料

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