アラーキーの愛称で親しまれる日本を代表をする写真家、荒木経惟の写真展「花遊園」が、東京・新宿のエプソンイメージングギャラリー「エプサイト」で6月10日(土)より29日(木)まで開催される。

■開催日時:2017 年6 月10 日(土)~6 月29 日(木)
10:30~18:30 最終日は14:00 まで 日曜休館 祝日は開館 入場無料
※本展覧会期間中は、通常よりエプサイト開館時間を30 分延長する。
■会場:エプソンイメージングギャラリー エプサイト(東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1 階)
■ギャラリートーク:
本写真展のキュレーター本尾久子氏によるギャラリートークを予定している。
6 月10 日(土)1 回目14:00~ 2 回目16:00~
詳細は以下URL参照
http://www.epson.jp/katsuyou/photo/taiken/epsite/info/gallerytalk_201706.htm

本展のために撮り下ろされた新作が生み出す濃厚な世界

画像1: www.epson.jp
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今回の写真展「花遊園」は、ここ数年の荒木の新たな作品群に加わった、自室の一角に花と人形で作り出す「楽園」シリーズのひとつ。

本展のために撮り下ろされた新作では、絢爛に咲く絶頂期から徐々に枯れゆく「花の時間」、荒木によって改造されペイントを施されたりしながら姿を移ろわせていく人形や怪獣などの「フィギュアたちの時間」、窓から差し込む自然光がもたらす「太陽の時間」、そしてそれらを呼吸するように写真をとる「荒木本人の時間」が溶け合い、濃厚な世界を創り出している。

展示会場は独自の世界が展開されている!

画像: ▲展示会場の様子(一部)。 www.epson.jp

▲展示会場の様子(一部)。

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画像2: www.epson.jp
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今回は写真のふくよかな時間の揺らぎを伝えるために、制作には独特の風合いで柔らかな空気感をもたらす和紙「阿波紙」(アワガミファクトリー)が選ばれた。

荒木経惟プロフィール

1940 年東京都生まれ。1964 年に「さっちん」で第1 回太陽賞を受賞。1970 年の『ゼロックス写真帖』以降、およそ500 冊の著作を発表。71 年、妻・陽子との新婚旅行を写した「センチメンタルな旅」で「私写真」を宣言する。近年では「画狂人」を自称した北斎にちなみ「写狂老人A」を名乗る。

2017 年は1月の「Last by Leica」「淫春」(art space AM)を皮切りに、7 月に東京都写真美術館、東京オペラシティでの大規模な個展を同時開催するなど、国内外で10 本以上の個展を展開。妖艶な花々や緊縛ヌード、東京の街、飼い猫など、様々な被写体から強烈なエロスとタナトスが漂う独特の写真世界を確立して、幅広い世代から支持を受、日本を代表する写真家として世界的に華々しい活躍を続けている。

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